日本国内には数え切れないほどのオフィスがあり、多くの人が専門的な事務・電話対応・PC操作などに従事しています。
人には「体調」というものがあるのは周知の事実で、体調が良い時もあれば悪い時があるのも人それぞれです。とりわけ春先ともなれば花粉症が猛威をふるい、くしゃみや鼻水などに悩まされる人も少なくありません。また、風邪気味のために体調が芳しくない人だっていることでしょう。
そんな時、オフィスで重要な役割を果たすのが「温度管理」です。温度管理を行う主体はエアコンなどのハードによってコントロールすることになりますが、オフィス内を部分的にパテーション等で仕切って管理することはデメリットも少なくありません。それは、エアコンを複数設置する必要性があるからで、効率的とは言えないためです。
省エネの観点・省コストの視点から、温度管理に頼ることなく効率的なオフィスを作り上げることも、企業にとっては重要な課題のひとつです。そのために求められるのが太陽光をいかにして採り入れるかということ、サーバーやコピー機等の配置をどのように設定するかということです。太陽光が差し込む周囲は温度がやや高くなり、コピー機等が集中配置される部分も同じようなことがおこります。その点を念頭に置き、オフィス内の温度管理と体調管理、これをミックスさせることにより作業効率を上げることが可能となります。たかが温度管理と考えるのではなく、その人の体調にあわせてオフィス内の最適な場所で仕事ができるような環境づくりにも配慮したいものです。