室内を快適に過ごせる湿度は、40%から50%の範囲内だと言われています。
40%を下回ると乾燥状況にありウィルスが繁殖しやすくなったり、のどが乾燥した状況となります。反対に60%以上ではむしむしした状態になりカビがはえたり、ダニの被害が出たりするのです。湿度を測るのは湿度計で、大きくわけて電気を使う抵抗式と静電容量式とピンと張ったヒトや動物の毛を使う伸縮式があります。どちらにも良い点と悪い点はありますが、生活の中にセンサーで計測された湿度で部屋の環境を整えておくことが重要です。
伸縮式のセンサーは構造がシンプルで安い価格で手の入れられるのが特徴で、変化が反映させる時間がかかったり精度に問題がある欠陥があります。電気式はセンサーが小型で機器への組み込みが容易なので、湿度計そのものをコンパクトにして家庭で使いやすくしています。湿度計をデジタルで数値化することができ、センサーが感知した数値を知ることで部屋のリアルな環境をとらえることができるのです。
赤ちゃんがいたりすると、部屋の状況をこまめに捉えておかないと体調を崩したりします。熱中症は室内でもおこるので湿度計が活躍することになります。コンパクトでデジタル式の湿度計を備え付けておくことで、室内環境を一定に保ち部屋の環境を改善することができるのです。高温多湿で知られている我が国の環境では、こまめに湿度を監視し冬場は乾燥に備えて除湿器を利用することが必要になります。