温度計には主な構造に基づいた測り方が３つあります。昔懐かしいのがガラス管温度計で、ガラス管の中にある赤や青の液体に色を付けたものが温度で変化して値を表します。液体はアルコールを使うことが多いです。バイメタル式の温度計は、アナログでよく採用されているセンサーになります。
温度が変化すると、収縮性の度合いが違う金属を張り合わせることで、曲がるようになっているのです。ゼンマイをまくような形状をしており、温度変化でゼンマイが、巻いたり戻ったりする動きで針が動く仕組みになっています。目盛りが刻んであり、０℃は氷が張る温度で、水が沸騰するのが100℃として定め、センサーのとらえる温度を100等分して表示するようになっています。最近よく見かけるのがデジタル温度計です。
温度の変化に伴い電気が流れやすくなったり、流れにくくなったりする性質を敏感にとらえる抵抗を測るセンサーを備えており、微妙な変化をとらえて表示することができます。温度計は、空気のかたまりの流れをによってその変化を察知しており温度変化がないとセンサーの働きが鈍くなることがあります。風通しがほとんどない場所や気密性の高い場所では正確な温度を察知できないこともあります。空気が流れる場所に設置し、日光があたる所、冷暖房器具・加湿器が設置されているそばは避けておくことが正確な温度を測ることができるのです。
に妙な変化をとらえるには、デジタル方式が優れておりコンパクトな製品が販売されています。